学部概要

学部長メッセージ
 長崎大学薬学部ホームページへようこそ 薬学部長 黒田 直敬 (薬品分析化学教授)
薬学部長 黒田 直敬
(薬品分析化学教授)


 長崎は古くから海外に開かれた地であり、日本の近代薬学の歴史も長崎出島を通じたオランダとの交流から始まりました。その地に設立された長崎大学薬学部は非常に長い歴史を有しており、平成27年には創立125周年を迎えます。その歴史の中でこれまでに、2008年にノーベル化学賞を受賞されました下村 脩博士を筆頭に多くの優秀な人材を輩出してきました。薬学部の前身は、今から115年前に創立された第五高等中学校医学部薬学科(1890年)です。次いで、長崎医科大学薬学専門部(1923年)を経て、戦後、昭和24年(1949年)に新制長崎大学ができるときに、その薬学部として発足しました。その後、大学院修士課程(1965年)、博士課程(1986年)が順次加わり、平成14年(2002年)に、薬学系大学院は、医学系、歯学系大学院と統合し、 現在の医歯薬学総合研究科として整備されました。薬学部はこの大学院医歯薬学総合研究科につながる学部組織です。
 近年の科学の進歩は著しく、薬学においても、その内容が急速に複雑かつ多様になり、高度になってきています。また、医療現場からは高資質の薬剤師が求められています。この学問的、社会的環境変化に対応するために、平成18年度から、薬学部の歴史始まって 以来の大改革である6年制課程が始まりました。この制度改革により、薬剤師国家試験受験資格を得るには6年間の学部教育を受けることが必要となりました。一方、薬学部は生命科学分野における研究者の養成を長く担ってきた実績から、4年制課程も継続し、更なる発展を目指しております。このため、長崎大学薬学部では薬剤師と研究者の両者の育成を基本方針として、薬学科(6年制課程:定員40名)と薬科学科(4年制課程:定員40名)を併置しています。
 長崎大学薬学部では「ヒトの健康をめざして」を標語に掲げ、チーム医療の現場で活躍でき、地域医療に貢献しうる薬剤師や臨床薬学研究者・教育者、高度専門薬剤師を養成するとともに、創薬等に関する高度の専門的知識を修得し、医薬品の開発や供給などを担う研究者・技術者を養成することを目標に,日々教育・研究に励んでいます。このような環境の下での教育の結果として、薬剤師国家試験の合格率は常に高く、多くの人材を病院薬剤部、薬局に送り出してきました。また、薬科学科卒業生の多くは、大学院に進学し、その後、大学、製薬企業、官公庁、研究所等に就職しています。近年は国際化にも力を注いでおり、諸外国大学との学術交流を常時行い、外国人学生向けの英語による博士前期・後期課程のコースも併設していますので、居ながらにして国際感覚を養うことが可能です。
 将来、医療の場で臨床薬剤師として活躍したい、あるいは生命科学分野の研究者として大いに活躍し、社会に貢献したいと考えている受験生の皆さんは、自分の適性を十分考えたうえで、長崎大学薬学部の6年制・4年制課程の目的にかなう学科を選択して入学され、夢を実現されることを願っております。