附属薬用植物園
沿革

植物園入り口
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科附属薬用植物園は、1969年5月に本学文教キャンパス構内の現在の場所に薬学部附属教育研究施設として移設された。2000年2月には、園内の一画に、シーボルト記念植物園が開設され、2002年4月には大学院重点化に伴い、大学院医歯薬学総合研究科附属薬用植物園となり、現在に至っている。
特徴・概要
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科附属薬用植物園は、長崎大学文教キャンパス内に設置されている。裏門に隣接する場所的条件と、学内の学生・教職員をはじめ、市民の方々にも公開されている施設であることから、多くの方々が四季折々の薬用植物に接することができる身近な施設として親しまれている。同園は、2,016 m2 の面積を有し、この内 445 m2 は研究・管理棟(教員・学生実験研究室、研究セミナー室、恒温室、理化学測定室、生薬乾燥・種子保存・標本室、土壌調製室、ガラス室、管理事務室など)として教育研究並びに施設の維持管理に利用されている。また、園内は、標本園、栽培研究圃場に区画され、329種の植物が植栽されている。
一方、2000年2月に同園内に設置されたシーボルト記念植物園には、シーボルトが日本からオランダに持ち帰ったとされる約500種の植物のうち、現在でもライデン大学附属植物園で継続的に栽培されている13種15本の植物の中から、ケヤキ、フジ、アケビ、ツタ、イロハモミジの計5種が、長崎大学・ライデン大学国際学術交流の記念としてライデン大学附属植物園から株分けされ、百数十年の年月を隔て、日本に里帰りし、本園内の一画に根を下ろし、再び息づいている。
シーボルト記念植物園
シャクヤク畑
園内風景1
園内風景2
園内風景3
実習風景
職員
職 名 | 氏 名 |
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園 長 | 西田 孝洋(兼任) |
准教授 | 山田 耕史 |
技能補佐員 (薬用植物栽培員) |
増山 亜希菜 |