長崎大学薬学部創立125周年記念事業

記念事業の概要 (長薬創立125周年記念事業の概要)
(1)「長薬創立125周年記念誌」の発行
 長薬創立以来の125年間の中で、主に100周年以降の変遷と発展の歩みと同窓生の近況を綴ったA4版の記念誌を発行します。記念誌編集委員会が編集し、完成後は各関係方面に配布する予定です。


(2) 長薬昭和町校舎記念碑の建立
 長薬は、原子爆弾による壊滅的打撃を受けた後、昭和20年には、いったん佐賀市上多布施町に疎開し、昭和22年より諫早市小野島、昭和25年には片淵、そして、昭和26年には西浦上(昭和町)校舎に移転しました。昭和44年に文教町の現在の新校舎に移転するまでの約19年間にも、多くの卒業生を輩出しています。この間の記憶を後世にとどめるために、「長崎大学薬学部昭和町校舎跡」(銘文)と刻んだ記念碑を建立します。

(3) 学生及び若手教員の教育研究助成の充実
 平成18年4月から、薬学部2学科制が開始され、新たな専門教育を受けた薬学部卒業生の地域医療への貢献に加えて、国際的な活躍も期待されています。昨年度、長崎大学、長薬同窓会のご支援により、「先導的薬剤師の未来像を考えるシンポジウム」をスタートすることができました。今後も、このようなシンポジウムの継続や薬学部学生、医歯薬学総合研究科薬系大学院生及び若手教員の海外渡航の助成、本学部の卒業生等への研究支援を行うために、長薬同窓会と連携した新たな支援体制を構築して運用していきます。