本研究室ではセミナーを週に1回行い、英語科学論文の紹介や自身の研究の進捗状況を報告しています。また今年度から研究室旅行が再開し、バーベキューや海水浴など夏らしい行事で研究室のメンバーと交流し、より一層仲を深めることができました。

また、10月の薬学部スポーツ大会ではバスケットボールで1位、バレーボールとサッカーで2位と好成績を収め、勉学だけでなくスポーツも活発な研究室になっています。

・多型

難聴の原因遺伝子の単離,ヒトゲノム計画,肺がんの化学療法に携わり,分子遺伝学,ゲノム医科学,分子生物学,腫瘍学および内科学の鍛錬を受けてきた。疾病(骨粗鬆症・潰瘍性大腸炎・クローン病・原発性胆汁性肝硬変・肺気腫・気管支喘息・虚血性心疾患・萎縮性胃炎など)の発症に関与する疾患感受性遺伝子,クローン病・うつ病・肺がんなどの治療薬の治療感受性(薬剤応答性)遺伝子,および抗結核薬の副作用感受性遺伝子を多数同定してきた。

 現在は,慢性萎縮性胃炎から胃がんへの進展に関連する遺伝子や,インフリキシマブの治療効果に関連する遺伝子を同定している。

・真菌

近年、薬剤耐性菌が世界的に増加する一方、新たな抗菌薬の開発は滞っており、国際社会において大きな課題となっています。当研究室では、主にカンジダ属やアスペルギルス属といった薬剤耐性が問題となっている病原真菌について薬剤耐性機序の解明や、抗真菌活性を有する新たな化合物の探索を行なっています。

Information

教授名:塚元 和弘

メールアドレス:ktsuka@nagasaki-u.ac.jp