同 窓 会 長 あ い さ つ
長薬同窓会総会挨拶要旨  (2002年6月8日 平成14年度長薬同窓会総会にて)

会長 西脇金一郎(昭33)

 

前年の総会は関東支部の皆さんの絶大なるご協力のおかげで大成功を収めました。本当に有難うございました。

本年度総会は2年置きに開催される長崎の会場を長崎支部ぐびろ会の皆様のお世話で設営していただきました。心より御礼申し上げます。 先ほど物故者黙祷の際、昭和11年ご卒業の遠藤武男先生のお名前がありましたが、御承知の方も居られますように遠藤武男奨学金制度の生みの親、遠藤武男先生が3月18日午前6:30ご逝去されました。遠藤先生は亡くなられる2日前に行われた近畿支部役員会に出席され、自ら名誉支部長を辞任し、新しい時代の役員は女性に担当していただきたい。との最後のお言葉を残され、今年度の長薬同窓会総会には出席して6年間の一病息災に係わる原稿を読み上げるように準備しているとのことでした。総会だけは必ずご出席いただいていた遠藤先生のお姿が見られなくなることは誠に寂しいことであります。心から御冥福をお祈り申し上げます。

昨年度総会以来、私は今後の同窓会運営のために3つのキーワード「女性パワー」「協調性」「IT」を全国各支部会に出席しました際、説明と協力をお願いしてきましたが、図らずも先ほどの遠藤先生のご遺言をもとに近畿支部では今年度総会で女性支部長が誕生の予定です。又、会費未納者対策として督促状を5年以上会費未納者634名に発送(9/25)し、結果的には約1割の方から入金がありました。今年も引続き督促体制を強化していきたいと思います。

今年度、新たに取り組みたいのは休眠支部の復活再編と学年理事の協力体制作りです。現在、登録されている支部は22支部でありますが、その内8支部はここ数年間、全く活動の形跡がありません。遠隔地で同窓生がまばらな地域は致し方ないとして九州及びその周辺管内の中に休眠支部が目立ちます。来年度総会の開催地は福岡支部が予定されています。これを機会に休眠支部の復活を呼びかけて行きたいと思います。

学年理事の役割は年1回の役員会に出席し、会務を審議することになっていますが、去る3月に行われました定例役員会に平成年度卒業の役員が一人も出席しなかったことは大変なショックでした。同窓会のあり方、意義に時代的な変遷があったとしても、学年理事としての自覚を持っていただくよう本部としても努力して行きたいと思います。

 最後になりましたが本日は近畿支部から支部長の北島政雄先生、来年開催地区の福岡支部から福岡浦陵会会長の角田正之先生その他全国各地から多数の支部長、同窓生がご出席戴いています。又、長崎ぐびろ会の皆様には総会を盛り上げるために何かとお世話になりました。心から御礼申し上げます。

皆様方の今後益々のご健勝ご発展を祈念しご挨拶と致します。