山陰支部だより(平成19年度 山陰支部総会)

山陰支部だより (伊藤潔准教授をお迎えして支部会を開催しました)

山陰支部長  橋本 覚

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日 時 : 10月13日 19時30分〜
場 所 : 松江市 ニューアーバンホテル

 出雲を除き、10月のことを神無月と呼びますが、出雲地方では神有月(カミアリツキ)です。
 全国の神様が出雲の大社(オオヤシロ)にお集まりになるからです。地方で神様がいなくなるのに出雲には沢山の神様がいらっしゃるから、…これは神話の世界です。
 現実に住んでいる私たちには町ごとで様々なイベントがあります。HPで紹介していますが平田で神楽が開催されたのは先日の日曜日のことでした。
 長薬同窓会山陰支部会に、伊藤潔准教授をお迎えし開催することができました。同窓会本部や関係者のご理解の賜物と感謝しております。あたかも、萬の神々を伴って来島してくださったようで、青春時代を再び思い起こし満喫できた嬉しさでいっぱいでした。

 平成19年10月13日(土)、松江市のニューアーバンホテルで開催しました内容をご紹介します。
 そこは旧市街地にある温泉地、中心に松江城、そして掘割が街を縫うように走り脇には小泉八雲が住んでいた武家屋敷もあるところです。堀には乗り合いの遊覧船があり、九州柳川のように川くだりが楽しめます。ホテルの前には宍道湖が西に広がり、そして中海へと続く大橋川を渡れば直ぐそこに嫁ケ島が湖に浮かんでいます。秋の日、ここから見る夕日が格別で、銀色の湖面を赤く染めて、…それは、それは、ロマンチックな情景なんです。是非、先生に観ていただきたかった。私も撮影したかったのですが、生憎の曇り空、残念で堪りません。
 当日は、仕事の関係でゆっくり始めようとの幹事様の配慮で19:30にスタートします。宴会場にはその前から待ち焦がれて集まった人たちがビールを飲んでホロ酔い気分、早めに来場された伊藤先生が山陰の雰囲気に馴染まれるには充分な時間です。乾杯するころには皆テンションレベル最高、口のスロットル全開状態。
 伊藤先生からご挨拶をいただきましたが、世界的研究の話をされます。ノーベル賞候補に挙がるような内容とかで、GFP(緑色蛍光タンパク質)の話。とても渋い声が響き渡り、大学で授業を受けているような錯覚に。それにしても母校の先輩、後輩のご活躍を耳にして胸が熱くなりました。
 同窓会本部のHPのほとんどは先生が作成更新されているとのこと、唯一HPがある山陰支部も、もっと充実した内容にと頑張らなければ…。先生、心温まるご挨拶でした。
前回(平成17年、平田市で開催)は記念撮影を酔った勢いのためか、忘れてしまう大チョンボを犯してしまいましたが、「今回は抜かりなく。」と幹事様から戒められます。
九州訛が抜けない先輩が飛行機で初めて山陰に降り立った情景(北風に雪が舞う冬)を面白可笑しく話されるのを今回聞けませんでした。毎回、楽しみにしてたのに…。後日、お会いしたところ、当日は疲れが溜まっていたとのこと。お身体に気をつけてください。もう若くはないんですから、お互いに。
 野球部出身者が多かったためか、伊藤先生も野球部だったのか、野球の話で盛り上がります。そして教え子たちの消息も。
 やがて、宴も酣になったころ校歌を斉唱することに。今回は正調の節で歌いました。(♪…重し、♪…重し、の部分です。)前回も気になりましたが、平成卒の先生たちは校歌をご存じないのです。何とか、今の学生たちからでも在学中に覚える機会があったなら…、支部会などで世代を超えて共通認識を確かめられるのは校歌では?
 ところで、宴会の中、伊藤先生から「総会を是非、山陰で開催を!」と提案をお聞きしたところです。もしも、お受けすることになったら支部の方々のご協力が欠かせません。で、次回(来年)の総会に参加して状況把握してからでも、との結論に。それから、近隣の支部会にも出てみたらと。 来年は長崎の総会と、岡山支部会に参加させてもらおうかと考えています。その節は、宜しくお願いします。

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   ということで、二次会へ向かうことになりました。大橋川を渡り新市街地へ、橋のたもとに幹事さん行きつけの音楽喫茶がありました。ここではギター片手にフォークソングの披露となります。郡山先生と伊藤先生の歌声が流れ、70年代の世界へ一気に逆戻りです。とても楽しい、楽しい一時でした。
 最後に、頑張ってくださった幹事様、遠路はるばる来島いただきました伊藤先生、ありがとうございました。支部を代表してお礼申し上げます。 詳しくは山陰支部のホームページをご覧になってください。

 (URL:http://www2.ocn.ne.jp/~kaku4/

出席者:
間瀬田 千香暁(昭47製院49)、板倉 忠則(昭49製院51)、山田 貞子(昭50製院52)、橋本 悦子(昭51製)、橋本 覚(昭52製)、山田 千恵(昭52薬)、板倉 明美(昭53薬)、伊藤 潔准教授(昭59製)、郡山 信宏(昭61製院63)、小笹 歩(平10)、深田 匡秀(平11)、坪倉 淳子(平11)

(2007.07.12)