大分支部

阿部敏幸(昭50)

 平成10年1月17日(土),大分市内の四川料理『梅の華』にて,恒例の新年会を兼ねた支部総会が開催されました。
 最長老の杉原剛先生(昭13)が入院中で出席出来なかったのは残念ですが,新卒者の川島久典君,三浦ミカさんをはじめ,平成卒業者が10名と例年になく華やいだ雰囲気の中,総勢38名という,私の記憶では過去最多の出席者により会は始まりました。
 今年度は,幸いにも物故者もなく,藤井支部長の「現在は親睦がメインですが,将来は研修の場も兼ねた支部総会にしていきたい」との挨拶があり,会務・会計報告で総会は終了しました。
 記念写真撮影後,長老の安東喜久男先生(昭23)の乾杯により,新年会へ突入しました。今年は,長崎の中華街を偲び四川の中華料理を用意しました。酒,食がすすむ中,自己紹介,近況報告を行っていくと,あちこちで,卒業年次に関係なく出身教室毎にグループが出来,話しがはずみました。
 最後は,今井春二先生(昭25)の「巻頭言」により校歌合唱,万歳三唱でお開きで,あっと言う間の3時間でした。
 二次会の席上,H先輩をはじめ多くの方の愉快な話を伺いましたが,紙面にすると何かと差し障りがあるので来年の総会の時にでも披露出来ればと思っています。
 来年は1月の第3あるいは第4土曜日に支部総会を計画致しますので,沢山の方の参加をお待ちしています。
 最後に,「巻頭言」を知らない卒業生が増えているとのことなので,参考までに紹介して支部だよりを終わらせて頂きます。
 なお,当日の出席者は別添写真の方々と写真には写っていませんが,山野内文子,橋本和幸,平井貴子,工藤峰子先生でした。

巻頭言
流星 落ちて 住む所 思いのままに 歌い給え
  敵檀(かんらん)の実の 熟るる里   歌は 悲しき時の母 ともなり
憧れの グビロヶ丘に 集いにし     楽しき時の友 ともなれば
  三歳の夢 短かしと いざや 歌わんかな  我等が歌
或いは宴の庭に 或いは星月夜の 窓のもとに   泰西の学
若き 高鳴る 感情のメロディーもて    アインス,ツヴァイ,ドライ

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