北九州支部

    かじわら よしふみ
支部長 梶原 敬史(昭26)

 北九州支部総会が3年ぶり,平成10年2月10日,北九州市小倉北区「倉」で同窓会副会長渡辺三明助教授(昭42)をお迎えし,出席者52名(会員総数187名)の参加のもと開催されました。
 総会は大学の近況報告など形通り進行したあと,新役員を下記のように選出,承認されました。(敬称略)
 副支部長 末宗 成二(昭28)
      小島  弘(昭30)
      大塚 保雄(昭35)
 幹  事 石飛昭汎(昭35) 芥野岑男(昭46)
      増田和久(昭50) 安河内一弘(昭52)
      久保正樹(昭56) 林 新治(昭62)
      岸川春樹(平4) 大石貴裕(平7)
 なお,松本康裕第一経済大学教授(元第一薬科大学教授・昭24)は現在福岡市に居住されていますが地元出身ということでご招待申し上げたところ喜んでご参加頂きました。副会長のご出席と合わせ感謝申し上げます。
 引き続き懇親会が盛大に挙行されました。和気あいあいのなかで進行がなされましたが参加者それぞれの胸にある,セピア色に染まった「長崎」の校舎や教室,クラブ活動の模様,町並みの風景,行き交う人々の姿が,いま再び青春の感動として急速に広がり,そして高揚していくのを抑えることが出来ない様子でした。話題はつきず,酒盃を重ねるうち先輩,後輩の垣根なく,旧交を温め思い出にふける方,時局問題に談論風発を好む方々,一期一会の思いの中に時の流れを,しばし忘れさせる宴でありました。
 そして,時代が混迷,不透明な様相を深める中,薬剤師職能の向上に向けての原点は同窓会の存在であり,その種火をいつまでも絶やさないことであるという思いを深くした夕べでもありました。
 最後になりましたが総会・懇親会が盛会裡に実施できましたことを役員の方々,参加された支部会員の方々に紙上を借りて深く感謝申し上げます。

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